ハロン湾のクルーズを調べると、船会社ごとに値段がばらばらで、何が含まれているのか分かりにくいと思います。理由のひとつはこれです。湾に入るお金は、船代とは別に、行政が航路ごとに決めています。
2つの場所は、ハノイから見て別の方向
ハロン湾は北東の海、チャンアンは南の内陸です。どちらもハノイから日帰りできる距離にあります。
ドラッグとピンチで動かせます。ピンを押すと、その場所へ飛びます。
ハノイからの行き方
ハノイからハロン湾への行き方
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- 多くの人はハノイからの送迎を含むクルーズの商品を使う。国家観光局もそれを勧めている
- 自分で行くなら、バスでハロン市かハイフォンへ行き、港までタクシー
- ノイバイ空港から水上飛行機で直接飛ぶ手もある(45分)。湾の上を15分飛ぶ遊覧もある
- ハロン市内の移動はタクシー
国家観光局の案内どおり、多くの人はハノイからの送迎を含むクルーズの商品を使います。自分で動くならバスで港の街まで行き、そこからタクシーです。時間よりお金を使うなら、ノイバイ空港から水上飛行機で45分という手もあります。
入湾料は航路ごと
ハロン湾
- 料金
- 入湾料は航路ごと。日帰りはVHL1・VHL2・VHL5が1人250,000ドン、VHL3・VHL4が200,000ドン、VHL6が1日150,000ドン、VHL8(沿岸)が70,000ドン。船で泊まるときは航路2+1泊が550,000ドン、2泊が750,000ドン(航路3・4は1泊500,000、2泊650,000)
- 地図
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- 料金は「船の会社」ではなく「どの航路を回るか」で決まる。船代とは別に湾の入場料がかかる
- VHL1はティエンクン洞とダウゴー洞、VHL2はティトップ島とスンソット洞、といったふうに航路ごとに寄る場所が決まっている
- 泊まりのクルーズは、日帰りの航路料金とは別建て。1泊は出港から24時間、2泊は48時間が上限と決められている
- 悪天候のときは管理委員会が出港停止を告げる。実例として、2026年8月22日には「同日7時から観光・宿泊船の出港を一時停止する」という通知がトップページに出ていた(9月10日の確認では解除されていた)
- 身長1.2m未満(または7歳未満)の子どもは入湾料が無料。7歳以上16歳未満は20%引き。証明になるものを見せる
ハロン湾管理委員会が公表している日帰りの料金は、こういう形です。
- VHL1(ティエンクン洞・ダウゴー洞など)……1人250,000ドン
- VHL2(ティトップ島・スンソット洞など)……1人250,000ドン
- VHL3(クアヴァン水上文化センター・ティエンオン洞など)……1人200,000ドン
- VHL4(ヴォンヴィエン・ホンセップ公園など)……1人200,000ドン
- VHL6(チャンヴォイ島・タンラム島など)……1日1人150,000ドン
つまり、「どの船に乗るか」より前に「どの航路か」で見る場所が決まります。クルーズを選ぶときは、船の設備だけでなく、その船がどの航路を回るのかを見てください。身長1.2m未満の子どもは無料、7歳から16歳未満は2割引きです。
スンソット洞窟
- 地図
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- ハロン湾でいちばん大きい洞窟のひとつ。公式の航路VHL2に含まれている
- 同じ航路にティトップ島、ボーナウ洞、ルオン洞などが入る。単独では行けず、航路を選ぶことになる
湾でいちばん大きい洞窟のひとつですが、単独では行けません。航路VHL2に含まれています。同じ航路にティトップ島やボーナウ洞なども入っています。
日帰りか、船で泊まるか

ここが読者の最大の判断点だと思います。管理委員会の料金表は、泊まりを別建てにしています。航路2を回って船で1泊すると550,000ドン、2泊で750,000ドン。日帰りの250,000ドンとの差が、夜の湾と朝の湾を見る値段です。1泊は出港から24時間、2泊は48時間が上限と決められています。
パラダイス・ベトナム(ハロン湾のクルーズ船)
- 住所
- Tuan Chau Island, Halong, Quang Ninh, Vietnam
- 地図
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- 2008年11月14日に最初のクルーズを出した船会社。船で泊まる1泊2日・2泊3日と、日帰りの船がある
- 出発はトゥアンチャウ島の港。船の種類ごとに回る航路が違うので、入湾料の航路と合わせて見る
船会社は多くあります。ここでは公式サイトで出港地と船の種類を確かめられた1社を挙げました。ハノイから日帰りで往復すると、湾にいられるのは昼の数時間です。洞窟と島を歩き、湾の中で夕日と朝日を見たいなら、1泊のクルーズにするほうが向いています。
悪天候の日は、船が出ません
止まるときは、公式サイトの先頭に通知が出ます
悪天候のときは、ハロン湾管理委員会が湾内の船の出港を止めます。実例があります。2026年8月22日には「同日7時から、湾内を観光・宿泊する船舶の出港を一時停止する」という通知が公式サイトの先頭に出ていました。船が出なければ、洞窟にも島にも行けません。ハロン湾を旅程の最終日に置くと、振り替えができません。余裕のある日に置くか、止まったときに何をするかを決めておくことです。当日の朝に公式サイトを見る癖をつけてください。
国家観光局の季節の案内では、ハロン湾は4〜6月か9〜11月が晴れやすく、それ以外は雨や霧が多いとあります。日程が動かせるなら、この時期に寄せると止まる確率が下がります。
陸のハロン湾:チャンアンとニンビン
チャンアン
- 地図
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- 石灰岩の岩山のあいだを、手漕ぎの小舟で川と洞窟をたどる
- 海の上のハロン湾に対して「陸のハロン湾」と呼ばれる地形。ハノイから日帰りできる距離にある

石灰岩の岩山が水面から立ち上がる地形は、海の上のハロン湾と同じです。違うのは、ここは川で、手漕ぎの小舟で洞窟をくぐって進むこと。だから海が荒れても行けます。

ニンビン(タムコック、ムア洞窟、ホアルー、バイディン寺)
- 地図
- 地図で場所を確認
- 「陸のハロン湾」と呼ばれる。田んぼの中から石灰岩の山が立ち上がる
- タムコックとチャンアンの船着き場では、漕ぎ手が足で櫂を漕ぐ小舟に乗る
- ムア洞窟の上の展望台へは、山肌に刻まれた500段の階段を上がる
- ホアルーは10〜11世紀の都の跡。バイディン寺はベトナム最大の仏教寺院群で、古い寺は300段上がった洞窟の中にある
- ハノイから毎日バスが出ている。タムコックまで送るバンもある。列車も毎日ある。現地の移動はタクシーかバイクのツアー、タムコックに泊まるなら自転車
チャンアンのあるニンビンには、ほかにも回る場所があります。ムア洞窟の上の展望台へは500段の階段を上がります。上から見ると、田んぼと川と岩山の位置関係が一目で分かるので、船に乗る前に上がっておくと景色の意味が変わります。ハノイからは毎日バスと列車があり、タムコックに泊まれば自転車で回れます。
2025年の行政再編で、このあたりのニンビン省はハナム省・ナムディン省と合併しました。住所の書き方が変わっているので、古い案内と食い違って見えることがあります。
2泊3日で回るなら
ハノイを起点に、湾で1泊、ニンビンで1泊の形です。
ハノイから送迎のバスで港へ
クルーズの商品に含まれる送迎を使います。当日の朝、出港停止の通知が出ていないか公式サイトを見ます。
出港。航路2でスンソット洞窟とティトップ島
入湾料は船会社が代わりに払う形が多いですが、明細に航路が書いてあるはずです。
湾の中で泊まる
1泊は出港から24時間まで。
港に戻り、ハノイ経由でニンビンへ
タムコックに宿を取ると、翌日は自転車で動けます。
ムア洞窟の展望台
500段。夕方の光で田んぼと岩山を見ます。
チャンアンの小舟
漕ぎ手が足で漕ぎます。洞窟をくぐるので、頭上に注意。
ハノイへ戻る
バスか列車で。空港へ向かうなら、余裕を持って。
この記事で確認した出典
- 01ハノイからハロン湾への行き方ベトナム国家観光局 公式サイト「Ha Long Bay」確認日:2026.09.10/国家観光局の公式ページを直接取得
- 02ハロン湾ハロン湾管理委員会 公式サイト「Mức phí tham quan vịnh Hạ Long(入湾料)」確認日:2026.09.10/管理委員会の公式料金ページとトップページのお知らせを直接取得(8月22日と9月10日の2回)
- 03スンソット洞窟ハロン湾管理委員会 公式サイト「Mức phí tham quan vịnh Hạ Long(入湾料)」確認日:2026.09.10/管理委員会の公式料金ページで航路の構成を確認
- 04パラダイス・ベトナム(ハロン湾のクルーズ船)パラダイス・ベトナム 公式サイト確認日:2026.09.10/公式サイトを直接取得
- 05チャンアンベトナム国家観光局 公式サイト(vietnam.travel)「Trang An Landscape Complex」確認日:2026.08.22/国家観光局の公式ページを直接取得
- 06ニンビン(タムコック、ムア洞窟、ホアルー、バイディン寺)ベトナム国家観光局 公式サイト「Ninh Binh」確認日:2026.09.10/国家観光局の公式ページを直接取得
